「来月から、あなたの担当業務はありません。給与も10%ほど下げます」
年俸改定のタイミングを見計らったように、パワハラをくり返す上司から告げられました。
これは "退職勧奨" 、つまり「会社を辞めろ」ということですね。
年齢は49歳。すでに転職の適齢期は過ぎています。
しかも40代で3回の転職を経験していることから、再就職の難しさは痛いほどわかっていました。
今回はそのうえ、会社から事実上「辞めろ」と迫られている状況――。
精神的にも追い詰められていました。
それでも、家族を支える立場です。悲観していても何も始まりません。
必死にあがいた結果――
- 会社都合による退職を勝ち取り、
- 減給された給与をすべて回収し、
- 退職金300万円を獲得し、
- 有給休暇をすべて消化しながら、
- わずか1か月で転職を成功!
退職勧奨を受けた“崖っぷち40代”が、短期間でどうやって状況をひっくり返したのか――
リアルな流れを、実例ベースでご紹介します。
1.【パワハラの証拠を残す】退職交渉を有利に進めた記録術
1年以上にわたり続いたパワハラ。
いざというときに備え、日々の発言ややり取りを記録していました。
- 上司の発言のメモ
- メールやチャットの保存方法
- 日々のログのフォーマット
実際に使った証拠と、その後の交渉でどう効いたのかを、別記事で詳しく解説します。
2. 【会社都合で辞める方法】退職金と減給分を回収した交渉術
パワハラの証拠+診断書(軽度うつ)をセットで提示し、
- 会社都合の退職
- 減給された給与の全額回収
- 退職金300万円の獲得
- 有給休暇の完全消化
すべて1か月以内の交渉で勝ち取った成果です。
交渉時のポイントや実際の進め方は、別記事で詳しく紹介します。
3. 【49歳の転職成功例】エージェント&フリーランス活用のリアル
「家族を養うため、収入を途切れさせない」
「職歴に空白をつくらない」
この2点を最優先に、退職交渉と同時進行で転職活動をスタート。
選んだのは、フリーランスで収入を確保しつつ、転職エージェントで正社員の道を探る“二刀流”戦略。
49歳という年齢でも、内定を1か月で得られた理由について、別記事で詳しく解説します。
4.【パワハラ相談は無意味だった】労基・人事・弁護士が機能しなかった話
よくある「パワハラ相談窓口」は、実際にはほとんど機能しませんでした。
使ったのは以下の3つです。
- 労働基準監督署や労働局
- 人事部など、社内ハラスメント窓口
- 弁護士や法律の相談窓口
とくに残念だったのが、某"弁護士検索サイト"でのやり取りです。
退職金が出た場合のみ報酬をはらう、「成功報酬型」をうたっている弁護士事務所に相談を持ちかけましたが――
話すら聞いてもらえませんでした。
では、どうやって会社と交渉し、有利な退職条件を引き出したのか?別記事で詳しく紹介しています。
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パワハラを労基署・人事・弁護士に相談した結果【実録】3つの窓口が頼れなかった話
2025/6/30
40代後半でもリスタートできる
年齢、家族の生活、キャリアの不安――
「今のままじゃダメだ」と思っても、なかなか動けないこともありますよね。
でも、動いたからこそ道が開けたのは事実です。
この経験談が、今まさに悩んでいる40代の方の「次の一手」を考えるヒントになれば幸いです。